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Agave titanota 'SP No.1' marginata
チタノタ錦
耐暑性:◎
育てやすさ:☆☆☆☆
選抜品種
直径:30~40cm
強光に強いチタノタという品種でありながら、覆輪がとても傷みやすい選抜品種。成長が遅いため、葉数を増やして形を整えるのはとても難しい。夏場の遮光は必須である。管理の難しさから熟練者向けの品種であると言える。
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Agave 'Kisshoukan' marginata
吉祥冠錦
耐暑性:◎
育てやすさ:☆☆
作出国:日本
直径:50~60cm
アガベの中でも珍しい日本で作出された品種。美しい覆輪が特徴的で、冬の寒さにに当てることで緑色が一層濃くなる。水やりもポタトルム系統ということで神経質になる必要もなく初心者におススメの品種である。
shokub point:夏場の強い日差しによって葉焼けや色褪せが起こるため、遮光して育てるときれいな発色を維持することができる。また、秋から冬にかけては日差しが弱くなるため水やりの頻度を減らしてしっかり日光を当てると、葉が上に立った締まった株に仕立てることができる。
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Agave potatorum 'raizin'
雷神
耐暑性:◎
育てやすさ:☆
原産地:メキシコ
直径:60cm~90cm
アメリカーナに並ぶ普及種で、成長速度もとても早い。耐暑性も高くアガベを始めるならまずおススメしたい良品種。子をとても吹くため簡単に増やすことができるのも魅力。
shokub point: 雷神は水やり多めで育てることができる品種である一方、使用している土の水はけの違いによって締まり方が全く変わってくるため、水はけや水やりの頻度をチェックする基準になる。当方も、雷神の葉の展開の仕方で他のアガベの水やりを調整している。また、通常の品種よりアザミウマの被害を受けることが多いことから、管理の仕方がよく反映されるように感じる。